紅型工房 tocotoco

古典技法に新たなモチーフを使い紅型の未来のカタチを提案

「オオゴマダラ」や「ゆうな」など、この町を代表するモチーフがふんだんにあしらわれた反物を広げるとため息が出た。琉球王朝時代、王族などの衣装として発展してきた紅型は現在でもなお沖縄の伝統工芸として引き継がれている。後継者が少なくなりつつある伝統工芸も紅型は人気があり、内地から学びに沖縄にやってくる人が後を絶たない。一つひとつの丁寧な工程、自作の刀を使った緻密な型彫り、米とぬかを使った糊作り。目の前にある生地が長い道のりを経てここに存在することを知る。豆をモチーフにしたカラフルなデザイン。連続した蓮に、ランダムに置かれた陽炎を使って躍動感をだす細やかな技法。伝統ある技法を使いながら常に新しいデザインを構築する作品は、紅型の新たな可能性を見い出せたような気がした。職人が一つひとつ染め上げた作品をより身近に感じていけるような空間がこの街のどこかに存在することを切に願う。

紅型工房 tocotoco
取扱店舗
Galleryはらいそ
住所/沖縄県うるま市石川曙1−9−24
電話/098-989-3262
営業時間/11:00~17:00(最終入館16:00)
定休日/水・日
URL/http://haraiso.gallery

Please Login to Comment.